私は経理の業務を主に担っています。売掛金・買掛金・入出金の管理、請求書の発行、財務諸表の作成などです。ほぼ全てがITシステム化されているので、日々パソコンに向かって仕事をしています。

10日毎の締日に請求書を発行し、入金の確認をしたり、支払いをするプロセスを繰り返して、1ヶ月のまとめとして試算表を作成します。

加えて、新規事案やイレギュラーな取引が生じた際、事務的な面で正しく処理できるように検討し対応しています。

また、管理課はお金の出入りを管理するのみならず、個々の取引がきちんと会社の成長に繋がっているかをチェックし、必要に応じて進言しています。

私がこの会社の面接で質問されたことに「３年後、自分がどうなっていたいか」というものがありました。「後輩とかに仕事を教えられるくらいにはなりたい」というささやかな答えをした記憶があります。

今年で入社9年目になりますが、9年もいると後輩に仕事を教えるどころか、教えた後輩がさらに後輩を指導するという状況になっていました。その様子を見ていて感じたのは、教える立場になると、なんだか急に頼もしくなるということです。多少のトラブルにも動じず、適切に処理をしていく姿を見て、嬉しくなりました。

これまで、この会社に入って自分がどう変わったかあまり考えていなかったのですが、自分もそのように成長してきたのかなと思います。

事務職はシフト制のため、平日に休みを比較的取りやすいです。チームで仕事をしているので長期の休みも希望すれば取れます。閑散期を狙って海外旅行に行くこともできます。私は生まれてこの方日本から出たことはありませんが…他の社員はアクティブに行っています。

また、残業もほとんど発生しません。「やることをやって、さっさと帰ろう」という考えを持つメンバーが多いです。もちろん殺伐としているわけではありませんが、定時までに仕事を終えようとする効率性、協力体制、雰囲気があり、プライベートな時間を確保しやすい環境であると感じます。

「魚屋かぁ」と尻込みする気持ちが分からなくもないですが、扱っているものが水産物というだけです。
「肉より魚が好き」「養殖事業に興味がある」「ものを売り込みたい」「経理の仕事がしたい」「事務職ならなんでもいい」「港区で働きたい」きっかけは何でも良いと思います。入社後まもなく、スーパーで陳列されたお刺身の産地が自然と気になる ようになります。

就職活動中は自己分析や会社研究など様々な努力をされているかと思います。就職することを目的にするのではなく、就職後もその努力を是非継続してください。どんな仕事でも真面目に取り組み、自ら考え行動し、改善していこうとする姿勢が大切です。